【高校】高校選手権 地元紙の記事
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北中 劇的V/県高校バスケ バスケットボールの第49回全沖縄高校選手権大会(主催・県バスケットボール協会、沖縄タイムス社)最終日は10日、県総合運動公園体育館で男女の決勝戦を行った。北中城と美来工科で争われた男子は、67―67で迎えた第4クオーター残り30秒で北中城の安里匡喜が決勝のゴールを決め、69―67で5年ぶりの優勝。女子は西原が残り3分で糸満を引き離し、70―62で勝って2年連続の優勝を決めた。男女優勝校は第37回全国高校選抜優勝大会(ウィンターカップ、12月24―30日、東京都)に県代表として出場する。▽男子決勝 北中城 69 12―11 67 美来工 22―13 20―25 15―18▽女子 西原 70 15―8 62 糸満 15―24 16―14 24―16残り30秒決着試合時間残り30秒でボールは北中城に。シューティングガードの2年生、安里匡喜が正面から放ったシュートは左に外れた。しかし「落ちる場所が見えた」と安里。リバウンドを拾ってねじ込んだ69点目が決勝点となり、チーム初の全国への切符をつかみ取った。 北中城は序盤、シュートが決まらずシーソーゲームを強いられた。一方、美来工科は持ち味の高いインサイドと外角シュートを武器に、第3クオーター終了時点で54―49と猛追してきた。 県高校総体では興南に2点差で敗れ、全国大会を逃した北中城。接戦の厳しさをよく知っている下地恵輔主将は「あんな思いはしたくない」と攻守に奮闘した。 ポイントゲッターの池原慶紀は「先に切れた方が負ける試合だった」と試合を振り返る。最後まで積極的に攻撃を仕掛けての勝利。崎間格監督は「子どもたちが一体となって全国大会出場をつかんだ」と喜んだ。(天久仁) 接戦制し連覇 ゴール下の攻防と3ポイントシュートの応酬となった女子決勝の西原―糸満戦。46―46で始まった最終クオーターは、西原のセンター奥里綾子主将、ガードの松井裕架の両3年生が2人で18点を挙げて糸満を振り切り、女王の意地を見せた。 決勝で何度も顔を合わせている両チーム。西原が速攻を仕掛ければ、糸満はゾーンディフェンスで対応。先を読まれる試合展開に西原の安里辰雄監督は「第1クオーターの時点で接戦を予感した」。インターハイ以降強化してきた個人技を中心に、攻撃では1対1での勝負を試みた。 第4クオーター序盤、46―49とリードされた場面でフリースロー2本と3ポイントを続けて決めた松井は「試合の空気を変えたかった」とチームに流れを引き寄せた。奥里主将は「全国でもできることをしっかりやるだけです」と気を引き締めた 沖縄タイムス 2006年9月11日(月) 朝刊 13面 |
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ちなみに「沖縄タイムス」は今回大会、沖縄県バスケットボール協会とともに主催です。