県高校総体バスケットボール競技3日目

女子準々決勝(ベスト4決め)
那覇 80-23 名護
八重山 91-62 宮古
西原 75-44 中部商業
糸満 88-68 普天間

男子準々決勝(ベスト4決め)
北中城 65-62 興南
小禄 87-56 名護商工
宮古 66-59 北谷
美来工科68-40 普天間

女子決勝リーグ1
那覇 87-41 八重山
糸満 66-51 西原

男子決勝リーグ1
北中城 59-54 小禄
美来工科80-55 宮古

今日、一番会場を沸かせたチームは「北中城高校」。準々決勝で興南を破る大金星を挙げ、見事決勝リーグ進出を果たした。

およそ2分ごとに5名をごっそり交代。交代してもチーム力が変わらないという層の厚い北中城。
ディフェンスは徹底した1:3:1のゾーンディフェンス。勝負所ではオールコート2:2:1でプレッシャーをかける。「バーニーマジック」が見事的中し、興南のオフェンスを苦しめた。
攻めては、2分ごとに交代するAチーム、Bチームが異なったタイプのオフェンスを仕掛ける。興南としては1試合で2チームと対戦しているようなものだっただろう。
流れは3Q中盤に来た。1:3:1ゾーンディフェンスから興南のミスを誘いマイボールにすると、24秒をしっかり使い3Pを沈める。一時10点のリードを奪った。浮き足だった興南は単発のシュートを放ち、リズムに乗れない。
4Q、興南の意地が土壇場で連続3ポイントシュートを決め、5点差。しかし、コントロールされては、残り時間との戦いでファウルゲームに持ち込むしかなく、劣勢。北中城はフリースローのパーセンテージこそよくなかったが、こつこつと決め差をつめさせなかった。
コントロールされた北中城のバスケットに興南が精彩を欠いたゲームだった。それにしても北中城は見事な勝利だった。